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グランビルアイランド

market1.jpg最後の一日はバンクーバーで1泊した。
大都会なのに広大な公園、大きな港、青く澄んだ海、賑やかな街といろいろな人種の人々。横浜と姉妹都市というけど、なんだか違うなあ。
JTB設定のバンクーバー4時間観光をした。branvilleisland.jpg
われわれ6人と新婚さん2人の小さなツアーである。で、
先ず降ろされたのがここ、グランビルアイランド。人が満ちあふれている賑やかな街だなあ、と思っていると地図を1枚渡された。
「ここの地図です、狭いからすぐわかります。」
狭くてごちゃごちゃな市場の中へどんどん歩く担当者を見失ったら迷子だ、と必死に付いて歩いたら
granbille.jpg「トイレはここ」
と指さして、またどんどん歩いて市場の外。
「駐車できないから私は帰ります、1時間半後にセメント工場の前へ停めますから間違わずに来て下さい、じゃ」
残された6人は呆然。新婚さんは腕を組んでさっさと消えた。
ツアーの予定表の一番最後におまけみたいに書いてあったグランビルアイランド、なんの予備知識もない年寄り6人、あっけにとられた。
なんだかとっても賑やか、とっても明るい。hammok.jpg
呆然から我に返ってグラスビールを注文するのがやっとの6人だったが、いきなり放り出したJTBのガイドさんに憤慨していたが、新婚さんは同じ条件だったのにしっかり買いものをして楽しんだというから、後から考えるとバンクーバーの一面を体験できた楽しい場所だった。


ああ大自然

numtijahlodge.jpg

ボウ湖の畔に建つロッジ。母屋はもっと大きいのだけれど、この地が国立公園に指定される前の1937年に個人が20年近くかけて建てた家だそうだ。持ち主が代わった現在もそのまま維持されている。
目の前にエメラルド色のボウ湖。カナダ西部を知り尽くした建て主の選んだこの立地、ため息しか出ない美しさだった。
morainelake.jpg
モレーン湖での5人衆。指さしているのはガイドの山本さん。写したのはchik。美しさでは一番!だと思ったモレーン湖。
ここからは「10 peaks」という山の9つのピークが見える、10番目のピークは「ほら、あの山の陰に隠れているんですよ」と山本さん。


maloisagi.jpgナキウサギを見た。氷河期の生き残りの貴重なウサギだそうだ。
とても小さくてハムスターみたい。チーッチーッと高い声で鳴くので居所がわかる。秋は食料をため込む貴重な季節とか、岩に隠れたり出てきたり、忙しそうに動き回っていた。

画像は3枚ともby chikでした。



動物と人と

watarukuma.jpg高い道路を渡る熊。ぼやけているのは、熊に出会って仰天していたからではなく、これはパンフレットの写真なのだ。

ところで、眠いよ。時差ボケナッシングなんてお気楽にしてたら、今頃きました猛烈な眠気。今日はいつうつら(雲さんの造語をいただき)くらいしながら一日が過ぎた。
forkuma.jpg
カナディアンロッキーと呼ばれる地域はひろーいけれど、自然保護のために飛行場はつくれないので、移動はハイウェイでの自動車移動だ。ちなみに高速料は無料だそうだ。
車で延々と移動していても、次々に現れる2000m以上の山々、黄色の黄葉に見とれて飽きることがないからさしものわかめでも眠くならない。
長く続く道路のところどころに黒と黄色のだんだら立て札が現れ、そこは動物のための横断地下道があるという。道路脇には金網が延々と張られ、鹿が飛び越えない高さだそうだが、いきなり飛び出さないようにしてある。
パンフレットはそんな動物道路の写真だ。
二重橋みたいのは、まさに熊専用の横断歩道、将来は樹木が茂って横断森になるそうだ。
上はその道路を渡っている熊の写真。dustbox.jpg
熊は高速道路の途中で1回見た、ゆっくりと森に入っていくところだった。

町へ入る手前では、車がぼこぼこ揺れるところがある。道が長方形に切り取ってあり、パイプが渡してある。ここは鹿の関所で鹿が町に進入しないようにしているのだそうだ。
ハイウェイなのに制限時速35キロなんて箇所もあった、これも動物を守るため。

人間が集まるところには大きなゴミ箱が至るところに置いてある。取っ手に手を差し込んで押さないと開かない仕組み。熊の手では入らないサイズの取っ手である。どこへ行ってもゴミは全く見なかったような気がする。


絵になる風景

ehagaki.jpg今日は誰が写しても絵はがきになる風景を。
クロウフット氷河。烏の足のように3本あった氷河が温暖化のために1本欠けたそうだ。



hyoga.jpgアサバスカ氷河の上。雪上車で上がってくる。ずっとずっと奥のほうから流れ出た氷河の先の方に乗っている、らしい。




kouyou.jpgバーミリオン湖のほとりにて。紅葉は日本的だけどね。





rainbow.jpg虹は尻尾まで見えた。





twojacklake.jpg気持ちのいいツージャック湖のほとりでお握りとオレンジケーキ、温かいお茶のランチを食べた。ガイドさんの奥様の手作りだそうだ。



peitolake.jpg色が独特なペイトー湖。凍りかけた雪道を手すりにしがみついてそろりそろりと降りて眺めた。





nagarerukaze.jpg風が流れて、小川を波立たせ、草を光らせる。





バンフという町

randol.jpgカナディアンロッキーの国立公園バンフは人口8000人の小さな町である。
その町のホテルに5泊して、すっかり気に入ってしまった。
baldeagle.jpgしかし、老後をここでと移住することは出来ない。この町には国立公園に関わる仕事をする人しか家を建てられないし、土地は国家から借りるのですって。
左上はホテルから2キロほど歩いたところにあるバーミリオン湖とランドル山。覚え切れないほど案内して貰った見事な湖の中では、穏やかで浅く広がり、鳥やビーバーの住みかとなっている湖、大好きになった。歩いていると通りかかった車から降りてきて「・・・Eagle、Eagle!」と大声で教えてくれる。100mくらい先の枯れ木の上に大きな鳥が見えた。後で本を見たらバルドイーグルという白頭鷲だそうだ。bowliverinbanff.jpg
左は、ホテルのすぐ裏を流れているボウ川。stationinbanff.jpg
夕方散歩をしていると野生の鹿のエルクの家族に会った、大きくて悠然と歩くお父さんエルクは威厳があって素晴らしい。しばらく後をついて歩いたが、草を食べながら歩いているのに意外に足が速くてすぐ見えなくなってしまった。
右はバンフ駅。現在は貨物列車しか通っていないが、夏の間は観光客のための旅客列車も停まるそうだ。ホテルのベッドで貨物列車のガタンガタンが長く続くのを聞いているのは気持ちが良かった。

時差ボケはないようだけれど流石に眠いね、今日はコーラス、明日はギター、両方とも発表が近いから遊んだ分のツケがきている、写真の整理もまだだしこれでも忙しいのだ、もう寝よう。


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