辻堂の暮らし

城ヶ島へ遠足


三浦半島の先端、三崎港から船に乗った「にじいろ魚号」。

日本海側に寒波が来た今日、関東地方は快快晴。「善行クラシックギター愛好会」一同が待ちに待った秋の遠足である。先生が幹事のこの遠足はたいてい快晴、たいてい海関係だね。
fusha.jpg今回は三崎港から海中遊覧船に乗ってお魚を鑑賞、それから城ヶ島で新鮮な魚を食べる、という企画だった。藤沢駅前から運転名手の車2台に分乗していく。maguro.jpg
半島の先端、三崎港は全国有数のまぐろ漁業基地である。港にある市場はマグロづくし、頭から尻尾までコチコチに凍ったのを売っている。マグロ入りスウィーツに餡まんもある。

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市場を下見してから目的の「にじいろ魚号」(ピンクのくじら改め)に乗り込んだけれど、強風で魚が見られるポイントまで船を出せないそうでクルージングは港湾の中だけ、代わりにかもめを呼んでくれた。kamome.jpg
かもめ、風に吹き飛ばされながら必死に船に付いてくる、真っ白で小さなこどもかもめもいて可愛い。
城ヶ島大橋を渡って城ヶ島へ渡る。波しぶきが高く上がるぴっかぴかの海に面した民宿「港や」。
minatoyaumi.jpg雨が降る降る城ヶ島の磯に 利休鼠の雨が降る、、は想像出来ない勢いのいい海だ。岩に打ちつける波のしぶきが高く上がって、みなみな歓声を上げたけれどすぐに忘れて新鮮なお料理に埋没した。funamori.jpg

生きていたカワハギの肝和え、ほら貝の刺身、など珍しいのもあって海の幸を思う存分いただく。先生有り難うございました、次の春の遠足は「柴又でトラさん巡り」だそうで「あの映画は世界に誇る日本映画の名作」だそうで。10年先の遠足予定まで作りたいそうで。\(^o^)/


11月13日

fujisanmieruyo.jpg今日ではありません、気持ちテキには昨日のようだけれど考えてみたら13日の鎌倉です、いいお天気だったのね。mojijinoiro.jpg

鎌倉人の話にときどき広町緑地という名前が出てきます。山を削り、隅々まで宅地化していく中で平成15年に保存が決まった谷戸部分の名前で、保存の財源のため市が市民公募した「鎌倉みどり債」20億円分は5時間半で完売したとか。nannohana.jpgということも知らないで、名前も知らないで、地図にある広いところへ歩こうとtomatoさんと出かけました。

予定の目的地は箱根の乙女峠だったのがなんとなくかまくらになっちゃったのは、お互い予定を詰め込み過ぎてちょっと疲れ気味。でもこんないいお天気なのにじっとしていられない二人です。10gatusakura.jpg

結局お八つのおにぎりを食べたのは広町緑地ではなくて、鎌倉中央公園だったというお粗末でしたが、いいのいいの、気持ち良く歩いた一日でしたから。tokeijinokiku.jpg

北鎌倉駅から帰りましたが、古くからあり誰もが知っている精進料理「門前」という料亭が建物の姿はそのまま、老人デイサービス施設になっていて、少し淋しくなりました。tokeijinorindo.jpg

帰りがけに寄った東慶寺には、背の低い竜胆が沢山青い花を開いていてこのお寺はいつでも美しい、けれど紅葉はまだ先のようです。



ペンションあるびおん

albion.jpggoogleで探したペンション「あるびおん」http://www.p-albion.jp/は別荘地の中に可愛らしく建っていて年寄り夫婦としてはなんだか気恥ずかしい。

HPに載っていたベランダ風景に惹かれたのだ。ベランダ側は斜面になっていて林が広がり、梢に止まる野鳥にもそれを見る人間にもお得な野鳥食堂を開業しておられる。beranda.jpg

「どうぞどうぞ」と食堂へ案内され、さあさあこのテーブルに三脚乗せて、とオーナー夫人が三脚の足を拭いて下さるままに、夫が上着も脱がずにカメラを覗き始めたのには驚いた。
広くはないベランダだけれど、何箇所かに餌台、網の中にバードケーキ、水盤、リスが飛び移るための木の枝など工夫をこらし、野草を植えた苔玉なども飾っていて、それらに集まる小鳥を眺めながら食事ができるワンダフルな食堂でコーヒーを飲んでいたら、暗くなるまでにシジュウカラやヤマガラ、カワラヒワなどの小鳥がやってきた。
kawarahiwa.jpg夕食の南瓜のポタージュ、秋刀魚の薫製、ビーフシチュー、カシスのシャーベットはみんな美味しかったけど、例によって写真を忘れた。自家製の秋刀魚の薫製、これ真似したい。akagera.jpg
翌朝、アカゲラが目の前に。うちの辺りでは見られない野鳥だけれどこのベランダでは常連らしい、すぐ目の前でこんな野鳥の姿を見られるのはわくわくする体験だった。
tyosyoku.jpg朝食はしっかりと写した。
オーナーからは素晴らしい野鳥の写真の作品を見せて貰った、いろいろな話を聞かせて貰った、積極的に自然ライフを楽しんでおられる素敵なご夫婦だ。柳生さんが雑木林を作り始めた同じ頃にペンションを開業し、柳生親子と親しいそうだ。fukinasa.jpg

さて、雨模様だった空も明るくなってきた9時頃にチェックアウト。野鳥が集まるポイントをオーナーに教えて貰い、勇んで出発。
karamatunomiti.jpg目指すは観音平、八ヶ岳の登山口。私は観音平で登山口だけでもいいから八つの入り口が見たい。夫は少し手前のわき水のある延命水に集まる鳥が目的。ほんの10分ほどの行程なのだが、散り敷いたカラマツの落ち葉で黄色の道路を登っていく。
目指す延命水で暫く粘ったが鳥の姿は見えない、見えない筈さ、山からの水を引いている蛇口を閉めてあった、水場があるから鳥は集まるのに。山といっても観光地の八ヶ岳らしいね。fujimidaira.jpg
気を取り直してすぐ近くの富士見平からの展望に呆然と見入り、新蕎麦を食べて帰路についた、帰りは小淵沢から3時間半くらい、枯葉マークが効いたのか、無事に家に着いた。mimizuku.jpg


お付き合い下さいまして有り難うございました、延々と引き伸ばしてすみません。




八ヶ岳倶楽部

zokibayasi5.jpg八ヶ岳高原ラインを走っていると、この辺に「やぎゅうのさと」があるらしい、と夫が言うのだ。八ヶ岳に柳生の里?
夫は野鳥の本からの情報で、「やぎゅうのさと」の雑木林のことを知っていたらしい。違いますっ、それは「八ヶ岳倶楽部」ですっ
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大分行き過ぎてから、なんとか教えてくれそうなお店を見つけて教えてもらい、辿り着いた。柳生博さんと息子の柳生真吾さんが自分たちで作り上げた雑木林のある八ヶ岳倶楽部。
楓の街路樹が真っ赤な道にそこだけ車が行列しているところがそこだった。

地図にもガイドブックにものっていないのに名所なのね、車の多さにびっくりしてそれほど期待もしないで寄ってみた。レストラン、ギャラリー、展示会などが出来るテラス、などの建物が並んでいて賑やかだなーと思ったけれど足は人のいない雑木林へ。zokibayasi.jpg

入り口あたりに比べてすぐ脇に広がる雑木林には人がいない。どうして?
こんなに手入れの良い、柳生親子が自分で敷いた枕木が心地のいい、枯れ葉の絨毯がふかふかの、無言の主張がつまっている、雑木林をどうして見ないの?zokibayasi2.jpg

夫は鳥の声に引かれて木の陰に隠れてしまった。それほど広くはないのだが、丁度良い加減にカーブし、一本ごとに少しじぐざぐに敷かれた枕木の上を歩きながら、20数年前に赤松の林だったところへ一本づつ雑木を植えてこの見事な林に造り上げた柳生博さんの仕合わせを思った。同好の息子さんを育てあげたご家族の仕合わせを思った。

林を一巡りするとステージというテラスがあり建物のなかでは手編みの創作ニット展が開かれていた。どのニットも一流、個性的で目を養うのに良い作品ばかり、お値段は5、6万円で手を触れるのもはばかられる。
terasnite.jpgstageterras.jpgせめてテラスの椅子でゆっくりと、ってここでは寝たわけではありません。



fruitstea.jpgお次はレストランへ入りオリジナルのフルーツティを注文。
柳生博夫人のオリジナルだそうで、イチゴ、オレンジ、メロン、リンゴなどがたっぷりのポットの中の紅茶、ちろちろ燃える小さなコンロに乗せて現れた。膝掛けを渡され、ストーブを側に置いて貰って、林を眺めながらのティータイム。
陶器や置物などの作家製の品物があるギャラリー、花や鉢植えなどを売っているショップもそれぞれ上質で主張がある。
ステージや小さな小屋の屋根の上にも芝を植えて雑木林をつくっているそうだ。もっと見たかったが、早くペンションへ着いてベランダの野鳥を見たい夫にせかされて車へ。紅葉した多肉植物の小さな鉢を買いたかったのに。

ということで、野鳥が来るペンション「あるびおん」はここから30分くらいの静かな別荘地の中にあった。

小淵沢へ鳥撮りに

mietekita.jpg秋、たけなわであ〜る。10月のなにやかやが終わった次の日、夫の野鳥撮影に便乗して小淵沢へと出かけたと思いねぇ、というほどのこともない1泊のドライブ旅だけれど。なんだか嬉しくて色んなサイトをぐぐった結果、八ヶ岳の麓に格好のペンションを見つけ、目的地をそこにした。tikazuku.jpgborder=
2週つづきのギター合奏団出前演奏会を終えて心はうきうき、飛んで帰って留守中用のカレーを作り、支度を整え早朝出発に備えて11時に床に入ったけれど、慣れぬ早寝に却って寝付けず6時出発の予定を大幅に遅れて出発した。

続いている秋晴れ、木曜日の今日もまだ快晴。しかし社会は仕事デイであるからして、通勤車と運送トラックの間に小さくなって走り、1時間半かけて厚木インターへ着き中央高速道に乗った。中央道は楽しい。果物王国の甲府盆地を抜けると八ヶ岳がぐいぐいと迫ってくる、リヤウィンドウからは富士の山。
minamiyatu.jpg長坂ICで高速を降り、清里方面へ。南八ヶ岳花の森公園というのを見かけて夫が車を停めた。dodan.jpg池があり、森があるところに野鳥は来るのだそうだ。広大な山が公園になっていて景色もいいが人影は殆どない、ハロウィンの南瓜が並んだステージもひっそり。深紅のドウダンが美しかったが小鳥の姿は見えず、からぶり。
形を変えて迫る八ヶ岳、南アルプスの景色を楽しみながら清里を抜け、八ヶ岳高原ラインへ入る。mitinobe.jpg八ヶ岳の南裾をめぐる1500m以上の高度のある美しい道、すっかり黄色に染まったカラマツの森がつづきカーブを回る度に「きれい、きれい」の連続だ、そして次に寄ったところがステキなところだった。

詩人の恋

sijinnokoi.jpg先週のことだけれど、音楽劇「詩人の恋」を観た。数種の賞を受賞している上質な芝居だった。
加藤健一と畑中洋の二人芝居である。音楽教師と元天才ピアニストという二人が歌うシューマンの「詩人の恋」というドイツリートに添って物語が展開していく。ユダヤ、ナチス、ドイツ、オーストリアなどに関連し重い内容だが、しかし軽く笑わせる台詞も随所にあって、しかも歌がうまい。shonandai4.jpg
加藤健一という役者さんが、こんなに本格的にリートを歌える人とは知らなかった。相手役の畑中洋の歌はミュージカル風だったが、彼の役はピアニストで歌手ではないからいいかも。二人ともピアノを自在に弾いて歌うからピアノの名手でもあるのかと思ったが、ピアノは本人が弾いていたのではないらしい、しかし合わせ方が上手で感心した。今でも二人が弾いてたんじゃないかと疑っているくらいだ。
syonandai2.jpg2003年から200回以上上演されているステージだそうで、9月12日からツアーを始め、12月17日まで、二人だけの出突っ張り芝居は大変だなあ。
「深い悲しみの表現は深い喜びの体験とともに表現し得る」加藤健一扮する音楽教師マシュカウのこんな意味の台詞が心に残っている。はじめは全く噛み合ない師と弟子が心を通わせるまでの二人の人間性が心に残っている。
お勧めしたいけど、関西、首都圏内の公演は全部終わってしまったらしい、残念です。


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