辻堂の暮らし

5月1日、2日、混雑の隙間旅

sDSC07442.jpgsDSC07440.jpg連休中に長男と親夫婦で伊豆半島へドライブ旅。
予定外のハプニングが原因で予定外の1泊の旅が飛び込んできた。
メンバー3名のちょっと淋しい人数だけれど、お天気爺が混ざっているから天気の心配はない。不思議な爺参加の旅は、ほぼ8割の確率で丁度いい天気になる。
sDSC07444.jpgsDSC07451.jpgsDSC07453.jpg先ず、三島スカイウォークなる大吊橋へ。



障害物のない谷にかけられた400メートルの吊橋は、人々が富士山を眺めるためだけに設置されたらしい。
風はないと思っていたが、渡り始めると右へ左へとゆうらゆら。
少し歩いては立ち止まり青空に浮かぶ富士山を眺め、写真を写し、ゆらゆらと風に吹かれながら渡り切ると、記念写真をとるコーナーやら三島焼きそばの屋台やらが並び、少し高台には全景を眺めるためのテラスもあって楽しい。
橋をバックに3人で両手をあげて記念写真を撮ってもらった。1200円也。

sDSC07466.jpgsDSC07477.jpg伊豆半島堂ヶ島のニュー銀水という宿についた。
部屋の前は小島が浮かぶ綺麗な入江。
ちょっとレトロな大きな旅館で、温泉、ロビーなども広々、人はまばら。
ゆっくりと寛いだ一夜だった。


sDSC07511.jpgsDSC07491.jpgsDSC07498.jpgsDSC07510.jpg






松崎という眠ったような町でお昼を食べた。古いなまこ壁が連なる通りに午後の日差しが眩しい。
どこか懐かしいお屋敷も無人のようだった。
間口の広い明治時代の呉服屋さんは、市の文化遺産として公開されている。
一人ぶらぶらと散策してみたくなるノスタルジックな松崎町。
桜餅用の桜の葉の塩漬けが昔からの産物だそうだ。


sDSC07515.jpg下田の水族館。
海の入江を網で囲って作られた、海の中の水族館。
展示館をつなぐ渡り廊下は木の板張り。
ジャンプをするイルカくんを向こうの道を通る人も眺められる、のどかで素敵な水族館だった。

伊豆半島の西側、交通の便が悪いせいか鄙びた漁村の風情の残るいい感じの旅だった。

ふるさとを唄う墓参や風薫る

91才になる兄が両親の墓参に行きたいという。
今日は良い日和になったので車で88才の姉を辻堂駅まで迎えに行き、それから兄が暮らしている老人施設へ寄り藤沢市大庭台墓園へ行った。
3人兄妹がそれなりに健康、兄はやっと歩いている状態だけれど、88才の姉は脳、足ともに元気。
お墓の前で兄が「ふるさと」を歌い出したので驚いたけれど、3人でハモリながら二番まで歌った。
両親と3人兄妹の家族で暮らしていた頃は、それぞれが合唱団に入っていた。お互いにその時練習している歌を聞き覚えて適当なハーモニーをつけて良く歌った。遡った時間70余年くらいかな。
広い墓園ではハナミズキ、藤の花が真っ盛り。藤棚の下で持参のコーヒーとお菓子を広げてささやかなお花見をした。
話題は、守る人がいなくなった後の両親のお墓をどうしようか、という現実的なものだったのだが。

星野道夫にラブ

直前の記事にコメントをしてくださった雲さんにまたコメントを返そうとして、その途中で星野道夫のことをお喋りしたくなりました。
アラスカ風のような物語図書館で何気なく手に取ったかなりくたびれた文庫本。
文庫本なのにアラスカの大自然と生き物の写真、飾らない名文が詰め込まれた本でした。
繰り返し読んだのちに図書館に返してから、「森と氷河と鯨」「長い旅の途上」「旅をする木」をネットで購入。

頭の中をアラスカが、アラスカのインディアンが、インディアンに伝わる信仰のような昔話が、オーロラが、熊が、そして写真家名文家星野道夫という、人々に好かれる傑出した人物、あんなにも愛していた熊にやられる事故で20年前に亡くなった人物が、頭の中から離れなくなりました。
検索してみたら、星野道夫の本は想像以上に多く出版されていて、その数々を眺めながら次はどれを読もうかとわくわくします。

1月にNHKドキュメンタリーで「父と子のアラスカー星野道夫いのちの旅」が放送され、見た記憶があるのにその時点でまだそれほど関心を持っていなかった、再放送が今週の土曜日にあるというのでNHKに問い合わせたら、別の番組に代わってしまい中止とのこと。無念。

星野道夫私の星野道夫ラブは、まだ切なく続きそうです。





大平悦子さんの遠野の語り

桜山花音夏には海が賑わう逗子に、桜山花音(カノン)というこだわりに溢れた喫茶店がある。
オーナー夫妻の生き方や人柄に魅せられて人々が集う小さなスペース。
演奏する、歌う、聴く、縫い物、手芸、朗読、薬膳、絵画、などなどの集いが定期的に家族的に催される素敵なカフェである。そこで素晴らしいイベントがあった。
大平さん1のコピー大平(おおだいら)悦子さん。
岩手県遠野市生まれ育ちの遠野言葉を生かして遠野地方の昔がたり、柳田國男が編した遠野物語の遠野ことばによる語り、大平さんが直後から見たり聞いたりした東日本大震災のことの語り、など現代の語り部である。
いくつかは「むかすあったずもな」とはじまり「どーんとはれ」で終わる。
大平さん3川崎市と遠野市に住居を構える大平さんならではの、地域に根を下ろした語りが面白い。
これは現存の知人の家に祀られているオシラサマの写真を写して見せてくださっている。
人柄の滲みでた優しい語り口で語られる昔の山村のはなし。納得いかないちょっとへんな話もたくさんあるけれど、狼が出没する山深い村に暮らす人、森、川、馬や獣の物語を聞きながら、自然と生き物の混然とした空間に連れていかれた時間だった。

高齢者との集い

ss-DSC00939.jpg善行ギター愛好会は、趣味で弾いているギター合奏音楽で各施設を訪問して入居者やリハビリ中の方々と一緒に過ごす時間を、年に数回持っている。
高齢者施設を訪問する時になんとなく居心地が悪いのは、訪問する方とされる方の年齢的な差が殆どないんじゃないかと疑ってしまうから。
そして、訪問する側にいる自分たちの現在を有り難く思ってしまうからだろう。

ss-DSC00936.jpg短い時間だけれど少しでも楽しんでいただきたい、と全員が思っている。
時に司会に駆り出される私は特にそう思う。ギターも持たずに、自分より年上に見える婆さんがなんで司会なんかやるんだよ、もっと若い姉ちゃん連れてこいよ、と反感を持たれるんじゃないかとちょっと後ろめたい。

だから飛び入りのお楽しみ会を一緒に楽しく過ごしたい。
江ノ島水族館のラッコの指人形を貸してもらって、彼にも活躍して貰った。
咳が続いていたから出ない声を無理に出して、切れ切れに歌を歌った。
マイクを向けてかすかな歌声を拾わなくても、いっとき、見栄も外聞も遠慮も捨てて歌っていただけないかなー。

演奏曲:ル・ローヌ、浜辺の歌、エーデルワイス、ラ クンパルシータ
一緒に歌いましょう:冬の星座、早春賦、ローレライ、荒城の月、ふるさと

70代以上の誰もが歌える歌、もっとないかしら。

平昌オリンピック観てます

観たぞ平昌オリンピック
というコーナーが面白くって。
と言っても知らない人はなんだかわからないでしょうけれど。
愛読している「ほぼ日」、糸井重里氏が20年前から主催しているネット新聞にそのコーナーがある。
2004年のアテネからオリンピックのたびに現れるながーいコーナー。
「ほぼ日」を愛読している「ほぼ日」が好きなタイプの人たちが、オリンピックをテレビで観ながら好き勝手なことを書き込み、それを「ほぼ日」社員の永田さんという人が、泊まり込みで読んではツッコミを書き込むという。
好きな人は好き、嫌いな人には何の意味もないかも、だけど毎日更新されて昨日の競技のことをがやがやいうだけ、というコーナー。
私はこのコーナーが大好きなタイプ、夫は何が面白いのかわけわからんのタイプ。
だから、一人で毎日とても楽しみに読んでいる。
「ほぼ日」読み初めて長いから、ほとんどアテネオリンピックから2年毎に面白がって読んでいる。
あまり、人と共通の話題にはならないけど。
スポーツ音痴だから、オリンピックにそれほど興味がある訳ではない。でもこのながーい記事のおかげでモーグルとかジャンプとかハーフパイプとか、小平選手とか高木選手とかをテレビで観て楽しい日々を過ごしている。
次のページ

FC2Ad