辻堂の暮らし

夏の終わりのお楽しみ

sDSC06879.jpg「朗読を楽しむ会」を主催されているAさんが以前から出演されている朗読会にゆきました。会場は逗子の街にひっそりとある「桜山花音」、台風間近のせいで涼しくていい日です。



skanon室内 skanonレコード小さいけれどオーナー夫妻こだわりの室内、数え切れない数のレコード盤、こだわりのアンプ、スピーカーなど見る人が見れば憧れの音楽環境らしい。
居心地のいいこの店に、常連さんや久しぶりの邂逅を喜ぶ方などが集まり午後の2時間ほどを過ごすのです。


sDSC068772.jpg本番前に即席、といってもそれぞれプロ並みのリハ風景。
朗読の前に小さな音楽会があります。



sDSC06881.jpgリハの写真ですが、今日の朗読は山本周五郎作「不断草」。
米沢藩の財政危機の立て直しの実行者として知られた上杉鷹山の時代を背景とした小説なので、Aさんは袖無しを羽織って雰囲気を出しています。

ひたむきで可憐で芯の強い女性とその時代の米沢藩を描いています。登場人物の男女4、5人の人物像を読み分けながらの朗読に浸りました。朗読っていい。まだ余韻が残っています。

sDSC068822.jpg朗読を聞きに来ておられたAさんとは昵懇の大平悦子さんです。。
突然のお願いにもかかわらず、遠野の民話を二つほど即座に語って大拍手。
聞いていた二人の小学生にもわかるような暖かくて素朴な遠野弁の民話、語り手の人柄が加わって殊に親しみの深い大平悦子さんの遠野の民話でした。

暑い日曜日の鎌倉で

ランチセット久しぶりの更新なので美味しい写真を載せて見た。
松原庵鎌倉というお蕎麦やさん。いつも美味しい。
今回は年の差30歳というわかーい友人とランチ、彼女とは15年ぶりくらいかな。
藤沢から江ノ電に乗ると同時に喋り始めて由比ヶ浜駅を乗り過ごしてしまい和田塚から道を探して行ったが、若い人と一緒だからスマホで探すのもすぐできる。
ゆっくりとランチを楽しんで江ノ電で鎌倉駅へ。
目当ての小川軒のカフェは入れず、しばらくうろうろしたが、暑さが応えるのは年のせいね、彼女は平気でお店を冷やかしたりしているから。

sDSC06860.jpg真夏真昼のカフェでまたお喋り。
若い彼女はアケスケに何でも喋る。
私の若い頃はこんなに自分をさらけ出せたかな。羨ましい。
暑くて我慢の限界がきて立ち上がったが、夜日焼けした頬が熱かった。

sDSC06861.jpgsDSC06862.jpgこのカフェの庭は江ノ電鑑賞には最高だ。
お揃いのエノデンのTシャツ姿の子供連れがしばらく歓声をあげていた。


sDSC06866.jpg真夏の日差しに疲れて、彼女と別れて湘南電車、座れないので最後尾にもたれていたら運転席が丸見え、最後尾だから運転はしていないのでゆっくりと覗き込んだ。ちょっとラッキー気分。


ヒルネの友

あらまた広告が。時間よ時間あんたちょっと急ぎすぎじゃない?

sDSC06841.jpgちかごろ気に入っている小さな箱。
Personal audio system、sony製。
システムって言っても6センチくらいの立方体の箱。


sDSC06843.jpgPC、スマホやiPadなどの音源をイヤホン着けずにいい音で聴ける。
仕掛けはどうなっているのかさっぱり判らないが、狭いわが家ならどこにいても音は飛んでくる。
音量もそこそこあるし、お料理しながらお昼ねしながら音楽聞いてリラックス。
デザインが可愛いからソニーだなあ、と感心しながら癒し系音楽をパーソナルに楽しんでいる。

8月に、ちょっとゾッとする内田百間の短編「とほぼえ」を朗読する機会があるから犬の遠吠えなどの効果音をiPadに入れてこの小さなスピーカーで流したら少し涼しくなれるかしら。



広告が教えてくれる時間の経過

ブログをほったらかしにしていると、良くしたもので広告が入る。
毛虫のように嫌っているわけではないが、自分の部屋に他人がづかづかと侵入してくる感覚がある。
づかづかの広告に「アリガト」と言いながらこの一ヶ月を振り返る、、なんてこれは言い訳。
sDSC068312.jpg6月4日「朗読を楽しむ会」に幸田弘子さんがご出演。メンバーが作品を朗読するのを幸田先生が聞いて下さる会というべきか。会の主催者のAさんが企画し、藤沢市総合図書館との共催イベントとして行われ70名の定員は予約当日のうちに埋まったそうで、舞台朗読というジャンルを確立され数々の受賞歴に彩られている幸田弘子さんの名声は大したものだと思った。また朗読に関心のある人がそれだけ多いということか。

sDSC068322.jpg「朗読を楽しむ会」の今後の予定表を見ながら何月に何を読もうかと作品を選び朗読の練習をし、当日はすこしの晴れがましさと後悔とともに大いに刺激をもらうことが出来る。月1回ですでに60回となるそうでその全てを主催実行されるAさんにめぐり会えて本当に幸運だった、と思う。

朗読といえば17日の土曜日には逗子にある喫茶店、桜山花音で思いがけず頼まれ朗読をした。といっても本命さんの代理さんの代理という無名のド素人ばーちゃんの出番であったが。
依頼されたのは絵本「長い髪のラプンツェル」。喫茶店の子ども向けイベントの後のアトラクションだった。
絵本をスクリーンに映し、オーナーがフルートを演奏し、絵本の物語りを台本用に自作したものを読んだ。
オーナーが大変喜んでくださったのが嬉しかった。またお願いしますと言われたが、代理の代理だったからねえ。

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12日、トマトさんと箱根の湿性花園に行った。ひとまわり年下のトマトさんとの遊びは常に車の送迎付きという贅沢な環境だ。
6月半ばという季節はちょっと中途はんばで春の花が終わりかけ夏の花にはまだ早いかなという季節。それでも数え切れない花と樹木と緑の風に心を奪われいつの間にか3時間が経過していた。
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sDSC06808.jpgsDSC06811.jpgさあ帰るのかと思っていたらタダでは帰らないトマトさん、宮ノ下の道路脇の自然薯料理の店「山薬」でとろろと麦飯食べるのだという。久しぶりのとろろご飯美味しかったね。





三島でレイコちゃんに逢った

中学時代の3年間を過ごした三島。いろいろな困難があった終戦後に初めて出会ったやすらぎの3年間でした。
先日、仲の良かったレイコちゃんに会いに三島へ行きました。
髪が真っ白になっていたレイコちゃんは、相変わらず声が大きくて明るくて気のいいおばあちゃんでした。
二人で老舗の大旦那になっている同年のYさんのお店に行って、落ち着いて余裕たっぷりのYさんに会いお昼をご馳走になりながらあの人この人の噂話をいっぱいしました。
我が一家が住んでいた借家の前を通り、その家がまだあってびっくりして、富士山の雪解け水で一年中豊かだった川や池を巡ってから、レイコちゃんの住む街にある「クレマチスの丘」へ行きました。
広大な敷地の中に、クレマチスとバラが咲き乱れ彫刻のある庭園と、三つの美術館のあるアートな施設です。
庭園のベンチで風に吹かれながら、ゆっくりと積もる話をして心の旅路をしました。
レイコちゃん有難う、また元気で逢いましょう。



つづき

とまあ、大慌てで忘れ物の手続きなどをして。
日本はよい国、リュックは届けられていました。
小瀧橋営業所杉並支所というところへ取りに行くこととなり、2日後にまた「東京さ行ってくるべ」と東京へ。
小田急線の東京フリー切符というのを利用したのでメトロのり放題ということになり。
丸の内線で新高円寺という駅に降り、杉並支所でありがたくリュックを受け取り、メトロを四ツ谷で乗り換えて駒込の東洋文庫ミュージアムというところに行ってみました。
sDSC06582.jpgsDSC065982.jpgまあ、美しいこと。
東洋文書研究所であるから、もちっと野暮ったいのかと思いきや。



モリソン書庫sDSC065852.jpgsDSC06591.jpg




展示は安政の大地震特集で当時の本物の週刊誌のような本や、瓦版で災害の様子を知らせているものなどなどあり、感心して眺めました。
何より居心地が本物かつ上等であります。


レストランに通じる智慧の小径という名の美しい道にこんな言葉が32個並んでいました。
ショップで買った小さな本に、解説が書いてありました。



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上左→右 下左→右からこういう意味だそうです。
モンゴル語 「雁が飛んで至ることのない土地から人は学問を身につけて来る」
西夏語 「智者は穏やかに言い人を伏す 黄河は緩やかに往き人をのせる」
11世紀ウィグル文字 「智慧は善き盟友 知識は親しき身内」
ビルマ語 「財宝資産は奇術の類い、学問知識は尊き黄金の壺」

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ウルドゥ語 「ウルドゥこそ我らが知る言葉の名なりこの世であまねく知れ渡るは我らの言葉なり」
サンスクリット語 「学者たることと王たることとは決して等しからず、王は自己の領内において尊敬せらるるも、学者は至るところにおいて尊敬せらる」
ナシ語 「人生に学び終わりなし 月日を無為に送るなかれ」
等々。まさに智慧に満ちた小径です。  
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